はじめに
インストール
最も簡単な方法は、@wdio/ocr-serviceをpackage.jsonの依存関係として維持することです。
- npm
- Yarn
- pnpm
npm install @wdio/ocr-service --save-dev
yarn add @wdio/ocr-service --dev
pnpm add @wdio/ocr-service --save-dev
WebdriverIOのインストール方法はこちらにあります。
メモ
このモジュールはOCRエンジンとしてTesseractを使用しています。デフォルトでは、システムにTesseractのローカルインストールがあるかどうかを確認し、あればそれを使用します。なければ、自動的にインストールされるNode.js Tesseract.jsモジュールを使用します。
画像処理を高速化したい場合は、ローカルにインストールされたTesseractを使用することをお勧めします。テスト実行時間も参照してください。
ローカルシステムにシステム依存関係としてTesseractをインストールす る方法はこちらにあります。
注意
Tesseractのインストールに関する質問やエラーについては、Tesseractプロジェクトを参照してください。
Typescriptサポート
@wdio/ocr-serviceをtsconfig.json設定ファイルに追加してください。
tsconfig.json
{
"compilerOptions": {
"types": ["node", "@wdio/globals/types", "@wdio/ocr-service"]
}
}
設定
このサービスを使用するには、wdio.conf.tsのservices配列にocrを追加する必要があります
// wdio.conf.js
exports.config = {
//...
services: [
// your other services
[
"ocr",
{
contrast: 0.25,
imagesFolder: ".tmp/",
language: "eng",
},
],
],
};
設定オプション
contrast
- タイプ:
number - 必須: いいえ
- デフォルト:
0.25
コントラストが高いほど画像は暗くなり、その逆も同様です。これは画像内のテキストを見つけるのに役立ちます。-1から1の間の値を受け付けます。
imagesFolder
- タイプ:
string - 必須: いいえ
- デフォルト:
{project-root}/.tmp/ocr
OCR結果が保存されるフォルダです。
メモ
カスタムのimagesFolderを提供する場合、サービスは自動的にサブフォルダocrを追加します。